怒りは、勝手に湧き出るものとおもっていませんか?
感情はコントロールできるものなんです。
感情の考え方には、3つあります。
⑴感情を使うのは、相手がいて目的がある
⑵感情はコントロールできる
⑶感情は自分のパートナー
です。
例えば、いつも宿題をしないでテレビばかりみている子供に
毎回言っても聞かないとします。
積もり積もった感情が爆発してイライラを抑えきれずに
すごく怒鳴り、また怒りすぎちゃったという経験ないでしょうか?
そんな時の言葉は、
「もうあなたはいつも勉強しないでテレビばかりみて、いい加減にしなさい」
という怒りだとします。
この怒りになる前に感情はコントロールできます。
それには、客観的に自分をみることです。
客観的にみるポイントは3つ
①目的は?
②自分の一次感情は?
③私はどう思っているか?
です。
①怒りの目的で考えると、
支配、自分の方が優位に立ちたい、正義感(普通~でしょう)
が大半です。
ただ、その目的は自分の望む相手方との関係につながっているか?
またその正義感は自分の思い込みなのではないか?
を疑ってみることが大事です。
②一次感情と二次感情があります。
一次感情は、悲しみ、落胆などがあり、
二次感情は、怒りです。
本当の一次感情がうまく伝わらないから、
インパクトで目立つ怒りをつかいます。
怒りには常に一次感情があります。
ここで言う怒りの一次感情は、毎回宿題しなさいといっている言葉が届かない落胆、心配して
言っているのに伝わらない悲しみがあります。
③IメッセージとYOUメッセージがあります。
Iメッセージが自分はこう思うんだけどと自分の思っていることを伝えます。
先ほどは、「あなたはいつも・・・なんだから」と言った怒りは、相手は
責められている自分が否定されていることだけ注目し反発心が芽生えます。
Iメッセージは、先ほどの怒りだと
「自分は、あなたが宿題を後回しにして大変にならないか心配なの」など
自分がこう思うを前提に伝えると、相手、自分両方で冷静に判断できるようになります。
感情は、自分を客観的にみることでコントロールできるのです。