2018年9月19日(水)
「子供をつい怒っちゃうの…」と自己嫌悪になり辛くなっていませんか?
怒りは、コントロールできます。
「怒りたくないのに、怒ってしまった…」と後悔。
自分はなんで怒りを抑えられないんだろう…と自己嫌悪することありませんか?
怒りはつい言ってしまったと「つい」したくないのにやってしまったと感じますが、コントロールできます。
怒りは、相手から怒りでしか返ってこず、伝えたいことが相手の耳に届きません。相手との関係性も悪くなってしまいます。
怒りは自分でコントロールできるんです。
それにはまず、自分の怒りを客観的にみることが必要です。
①怒りの目的はなにか?
②怒りの裏にある別な感情はなにか?
この2つを知ることで客観的にみることができます。
目的には、
●相手に言うことを聞いてもらいたい
●~するべき・~しなければならないという自分の信念がある
が大半です
別な感情とは、
「心配」「不安」「さみしい」「がっかり」などがあります。
その目的や別な感情があるから、怒りをつかって相手にぶつけているのです。
たとえば、
「子供が何度言っても勉強しないと怒る」→「勉強しなくて将来大丈夫かなって不安と心配している」
「子供の帰りが遅いと怒る」→「一緒にいる時間が少なくてさみしい。誘拐されたのではと心配になる」
まずは、自分の別な感情を感じてください。
そして、相手に伝える時に
「あなたは~なんだから」「あなたは~しないんだから」と「あなたは~」ではなく
「私は~と思う」と「私は~」で伝えてください。
たとえば、
「あなたが勉強しないと将来困らないかなってお母さん心配なの」
「あなたが帰り遅いと、誘拐されたのかとお母さん心配になるの」
このような伝え方だと自分の怒りはどうですか?相手はどう感じると思いますか?
「あなたは~」で言われると、お母さんは私のことわかってくれない、うるさいなと反発したくなりますが、「わたしは~」だとお母さんの本当の気持ちが知れて聞く耳をもつのではないでしょうか?
怒りではない別な感情その真の感情を伝えることによって、怒りをコントロールできるようになるのです。
はじめは、自分が疲れていたり、体調がすぐれない時に手っ取り場合怒りを出してしまう時があるかもしれません。
私も疲れている時など怒ってしまうこともありました。
怒ってしまった後に、「怒ってしまってごめんね。お母さんは~と思って言ってしまったんだよ」と後から言っても大丈夫です。
まずは、自分の真の感情を相手に伝えるようにしてください。
それが、親子の関係を良くし、自分も相手も幸せな気持ちになれるのです。