2018/05/31「あまりのあるわり算」

小学1年生男子。

6月検定にむけ珠算7級問題頑張っています。

検定わり算は、あまりのある問題は出題されませんが、算数ではとても大事な単元。教室ではあまりのあるわり算の学習もおこなっています。


 普段生活をしていると割り切れない計算をすることのほうが多いです。

そして、あまりのあるわり算は、算数で大切な単元。その先の少数、分数にもつながります。

大きな計算をわりきれることが大切ではなく、日常役立つ計算力と算数力を身につけてもらいたいの考えから、

わり算は、2冊のテキストでじっくり教えます。

 

わり算テキスト指導で特に重要なことが2つ。

 

①意味づけ

わり算はどんな場面でつかうものなのか、文章問題で思考させます。

わり算テキストにでる問題は、全部わり算にすればよいと全部わり算で答えをだす子がいます。

使用しているテキストは、かけ算問題もあえていれているので、生徒の理解度がわかります。

「間違えた時が、指導のチャンス」

 

②答えの確かめ

だした答えがあっているか、かけ算で確かめます。

わりきれれば答えはあっているだろうと確認もせず、答えを書いてくる子が結構多いのです。

たとえば、

426÷6=701など答えがわられる数より多くなっているのに気づかないなど

わり算は確かめることで数の理解につながります。

 

 

 一概に先取学習が良いとは考えておりません。学習能力は、その子の成長段階で適切な時期に与えた方がその後の能力が向上します。ただ、きちんと理解していることを見極めて先取で学習を進めております。先取することによりその子の自信にもつながるからです。

 

小学1年生男子。

今は、メートルやかさの算数テキストに進みました。計算力の他に、算数力思考力につながる学習を今後もめざします。